とあるリアル女の子が好きなレズ腐女子

タイトルの通り。文章は小学生並みなので若干おかしくても読み飛ばしてください。

「彼女」ができました

2017年5月24日、友人が恋人になりました。

その日私達はお互いの住んでいるところの中間地点、一番交通の便が良い仙台で待ち合わせました。
一緒にゲームセンターで遊んだりふくろうカフェに行ったり、一日楽しみました。

夕方になり、私達は個室の飲み屋に入りました。
この日に話すと決めていた、私達が付き合うかどうかについての話をする為です。

まず、彼女は自分がアセクシャル(他人に恋愛感情を抱かないセクシャリティ)である可能性があると言いました。
私は「へー」と返しました。
あまり驚かなかったのは、彼女が以前から「恋愛感情が分からない」と言っていたから。また、私自身も彼女を好きになるまで自分がアセクシャルなのではないかと思っていたからです。
彼女は、これからあなたのことを恋愛感情で好きになることはきっと無いだろうとハッキリと言いました。

私と彼女は人間が違いすぎます。
物事の考え方や捉え方がズレていることもあります。
私は常に何も考えておらずボーッとしていて、彼女は暇な時間が苦手で常に話していたがります。
私は良くも悪くも他人に興味がなく、人の嫌なところが目に入りませんが、彼女は一緒にいればいるほど相手のことが気になってしまいます。
話のテンポが合わないこともしばしばあります。
きっと根本的に人間として合わないのでしょう。

私はこの日、彼女に「付き合えないと言ってくれて構わない、友人としての関係だけで満足だ」と言うつもりでした。
ですが人間というのは欲深いもので、会ってしまったせいで更に彼女を求めてしまったのです。
私は「今のままで満足だと言うつもりだったが、欲が出てしまった。やっぱり恋人になりたい」と伝えました。

それから彼女と色々な話をしました。
今までの恋愛に関してのトラウマや現代の結婚事情、お互い相手に思っていることをぶちまけたりもしました(と言っても、私は特に何も言うことがなく、彼女の言葉を聞き入れるばかりでしたが)。
最後、好きになることと付き合うことはイコールではない、そうでなければお見合い結婚なんて成立しない…という話をした時、彼女は言いました。
「あまり深刻に考えることでもないのかもね。……よし、付き合おう!」
恥ずかしながら、思わずバンザイで喜んでしまいました(彼女にも笑われました)。
彼女は何度も「私、本当に飽きっぽいから、明日になったらフッちゃうかもよ?いいの?」と言いましたが、私は「それでもいいよ。だってあなたはそういうことする人じゃないでしょ?」と返しました。

新幹線の改札口で別れる時、彼女は大きく腕を広げました。
私が以前言っていた「次会った時、ぎゅってしてもいい?」というのを覚えていたようです。
私は情けなく「うわーん!!」と叫びながら抱きつきました。
彼女は私の背中をぽんぽん、として「また会おうね」と言い、それから改札へと消えていきました。

彼女にこれから私のことを好きになってもらうことはできないかもしれません。
でも私は、彼女と恋人になることができました。
これからどうなっていくかは分かりませんが、私はただ、精一杯彼女を愛してあげるだけです。
たとえその愛が返ってこなくても。